まぁこのために入院してるわけだから仕方がないんだが
向かいのベッドの、手術終わって退院を待つHさんが
ガッツポ-ズで励ましてくれる・・・なんていい人だ!
6時過ぎ
洗顔、保湿だけはOKなので化粧水をつけ髪をとかし、
下着以外は手術着に着替え、
血栓予防ソックスを履き、自分で名前を書いたリストバンドを付ける
自分のベッドで看護師さんによる検温、浣腸
7時以降は水・お茶も禁止=麻酔時、吐いたもので窒息などのリスクがあるため
朝食もダメだと思っていたら、
こんなステキなものが!

アルジネードウォーター2本
術前補水分食=水分・炭水化物・アルギニン・亜鉛・銅などでできた、ヨーグルト味のドリンク
”亜鉛.銅は手術時や傷が治る際に必要量が増加する栄養素”
なんですって!
大事に飲んで、7時までに最後に飲んだ水分量を報告するための計量カップももらう。
飲水は無意識に、7時過ぎても飲んでしまう人もいるそうなので、
まずまわりに水を置かないことに気を付けてと注意されたので、
用意していたペットボトルドリンクも棚に仕舞う。
7時から点滴開始
うまい看護師さんで、血管の見えにくい、むくんだワタシの腕からも一発で決めて下さった!感謝
写真も撮ったけど血がちょっと怖いので、載せないでおきます^_^;
とりあえず点滴だけ

眼鏡がないとほとんど見えないと言うと、
眼鏡ケースを持ってメガネかけたまま手術室へ
ベットは術後使うので上には何も置かないで、
枕頭台の貴重品のカギと眼鏡ケースを看護師さんに預ける
8時半血圧測定
この日1番9時からの手術なので、8時50分ごろお迎えが。
術後回復室(ICUではないねんて!?)へ入るのは病室が遠いからで、
重症だからと言うわけではない、あとの手術の方が来られたら、
トコロテン式に病室へ出ていきます、
との説明でした
ちなみに食事は食べられなくてもいいんだが、水はいつから飲めるのか聞くと、
個人差はあるがだいたい3時間から翌朝(どんだけ差があるねん!)
痛いのが嫌なので気を紛らすため、音楽プレーヤーを付けたいと希望したが、
枕頭台の端っこに置いておいてくださいといわれたけど、
忘れられていたみたい・・・まぁいいんだが^_^;
腕時計は持ってきてもらえた・・・これは正解でしたな
目をつぶれば眠れるんだが、起きたら何時なのかわからない、部屋に時計はないし
いちいち看護師さんに聞かなくて大体の時間がわかるので安心感があった
ここまであまり考えることをせず、
身のまわりを片付け、看護師さんの言うとおりして、
隙あれば同室の人とおしゃべりして気を紛らして、
恐怖感はなく流されていくままに淡々と過ごした。
いざ手術室へ!
手術専用エレベータにはワタシともうお一人、
お母さんに付き添われた若めの奥様
(またはお嬢様・・・
最後まで病室で食事されていたようで顔会わすことができず、
退院の時だけお母さんとちょっとお話しできただけ)
旦那は娘の送りがあったので手術には間に合わなかった・・・
摘出物の写真が撮れなかったのが残念だが、
私のことやからもちろん看護師さんに、
撮った写真だけでもとお願いしたけど無理でした(;_:)
血が怖い旦那は見るのも写真撮るのも嫌やろうし、かえって良かったのかも
そういう運命なのでしょう・・・
病棟担当看護師さんと共に、いざ手術室へ行くと、
部屋は全部で3つあると説明されたかな?
とても明るい雰囲気!
看護師さんととりとめのないおしゃべりをして、
部屋に呼ばれると主治医と部長先生が待機されていました
名前と病名を自分で言い(たぶん患者取り違え防止のため)
手術台へ自分で乗るのだが、
ここでミス発覚!
なんと着替えの時に腹巻を付けたまま手術着を着てしまったのでした(*_*)
あわてて外したんですが(チョー恥ずかしい!)怒られませんでした・・・皆さんお優しい
そして酸素マスクをつけて麻酔開始
「麻酔をかけていきますねー」
どんなんなるかとワクワクしていたら、
まず手の力が抜けて眠くなるのかなと思う間に意識がなくなり
「終わりましたよー」
の声に目覚め、手術終了を確認
それからエレベーターに乗って回復室に行ったのだが、その記憶がない
あとで同じ日に入院、手術の人(Mさん)に
「○○さーんて、声をかけたんですけど、お返事がなかった。
看護師さんとはお話ししてはったんですよー」
と言っていただいたのだが、
「記憶がないんですよ、本当にごめんなさいね」
と言うしかなかったのでした
次に覚えているのが回復室(11時過ぎ)で
いきなりガタガタと勝手に体が震える
(訴えると看護師さんが電気毛布を掛けてくれる・・・優しい!)
酸素マスクのポリエチレン臭(吐き気を催す)と、
おしっこの管が気持ち悪い
(膀胱炎のような、おしっこは管で出てるのに、尿意がなくならない感覚)
気になって眠りたいけど眠れない
気持ち悪い眠りたい眠れないと、ウンウンうなっていた(おそらくそんな状態)ら、
12時半ごろ旦さん登場
一回吐いて、
おしっこの管の気持ち悪さを訴え、
(後で看護師さんに座薬を入れてもらってしばらくしたら眠れた)
酸素マスクに点滴に患部の管に(血液・水分が出るのでしばらくつけたままでいる)、
あとバイタルサイン(血圧・脈拍などのチェックの機械)を指に付けてる
管だらけの状態に、気持ち悪いを訴え続ける・・・
ちょっと心配をかけてしまったかと反省・・・昼ごはんまだとのことで2時ごろ帰る
翌朝まで1時間ごとに腸の動きの確認と体温と血圧の測定、尿と患部の水分(ワイングラスのようなプラカップで、
量を測っていたのかな?)を回収してくれる
その後はあまり覚えていないので断続的に眠れていたのだろう
夜9時ごろ顔を拭くためのペーパータオルをもらい、自分で拭く
(温かくて本当に気持ち良かった!)
足は靴下を脱がせてくれて拭いてくれた・・・ありがたい
10時とか11時くらいから体温37度代になって来たけど、
深夜12時過ぎの検温で38.3度まで上がったとき、
看護師さんが解熱鎮痛剤を点滴に入れますと言う
日頃低体温のワタシ、少しの熱は薬を使わない方がよいとの話も聞いており、
暑くも痛くもだるくもなんともないので、
「薬使うのはちょっとー・・・」
と渋っていたら、
「無駄な体力を消耗することになります!」
とおっしゃり、まぁ病院で薬を使うなとは言えんわな、と思い直し
「ではお願いします」
ということで、しばらくすると熱は下がりだしたのでした
(注:入院日記は退院後に当日付で書いております<(_ _)>)